警察の交通取り締まり不正 過去に福岡で違反1600件取り消しも

2026/02/14 18:51 

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 神奈川県警第2交通機動隊の巡査部長らが交通反則切符などの書類に虚偽記載を繰り返していた疑いがあることが捜査関係者への取材で判明した。県警は違反約2700件分を取り消す方針だ。

 交通違反を巡る不適正な取り締まりは福岡県警でも2023年に明らかになった。虚偽の捜査書類を作成したとして、柳川署地域課の50代の男性警部補(当時)が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検され、同罪で起訴された。県警は、警部補が過去に検挙した約1600件について違反を取り消し、対象者に謝罪して反則金を返納した。

 当時の県警の説明によると、警部補はパトカーの車内にいて十分に目視で確認できなかったのに、現場見取り図を偽造し、交差点近くに立って信号無視などの違反を現認したように装っていた。公判で検察側は「県警から表彰されると妻からもらえる1000円の小遣いを得ることなどが目的」だったと指摘。警部補は依願退職し、福岡地裁は24年1月、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。【金将来】

毎日新聞

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