王将戦第4局 先手藤井王将、三たび角換わり 研究ぶつける永瀬九段

2026/02/17 11:07 

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 藤井聡太王将(23)に永瀬拓矢九段(33)が挑戦するALSOK杯第75期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力、ALSOK特別協賛)の第4局が17日、和歌山市の和歌山城ホールで始まった。

 第3局まで全て先手番が勝ち、永瀬九段の2勝1敗で迎えた本局。尾花正啓市長らが見守る中、定刻の午前9時、タイトル戦で初めて立会を務める稲葉陽八段が「藤井王将の先手番で対局を開始してください」と発した。藤井王将はいつものようにお茶を一口含むと、おもむろに飛車先の歩を突いた。

 戦型は今期シリーズ3度目の角換わりになった。永瀬九段の5四銀(38手目)で前例を離れたが、両者とも時間をほとんど使わずに指し進めている。

 永瀬九段が6五同桂(40手目)と、7七の銀取りに跳ねたところで藤井王将の手が止まった。早くも最初の勝負どころと見ているのか、前傾姿勢で気合十分。銀が6六に上がれば穏やか、8八に引けば激しくなるところだったが、藤井王将は34分考えて6六銀とかわした。稲葉八段は「永瀬九段が研究をぶつけてきて、藤井王将がどう対応するかという将棋になった」と戦況を見つめた。【新土居仁昌、最上聡】

毎日新聞

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