ベトナム人男性4人を不法就労させた疑い 人材派遣会社社長ら逮捕

2026/03/04 15:37 

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 不法残留のベトナム国籍の男性らを静岡県内の金属研磨工場で働かせたとして、警視庁国際犯罪対策課は4日、静岡県磐田市の人材派遣会社「アイディーエー」社長の井田一彦容疑者(54)=磐田市=ら3人を入管法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕したと発表した。

 他に逮捕されたのは、同社社員の宇佐美雄也(45)=掛川市=と袋井市の金属研磨工場「Nippon Kenma」工場長の中村鉄也(58)=掛川市=の2容疑者。法人としての両社も同容疑で書類送検された。

 逮捕容疑は、2024年11月~26年1月、不法残留のベトナム国籍の男性4人をNippon Kenmaの工場に派遣して就労させたとしている。3人は容疑を認めているという。

 ベトナム国籍の男性らは、技能実習生として建築現場などで働いていたが、「給料が少ない」「日本人に暴力を振るわれる」などの理由で実習先から逃亡し、不法滞在になっていたとみられる。フェイスブックで知り合ったベトナム人ブローカーを介して、アイディーエーから工場での仕事を紹介されたという。

 工場側はハローワークに求人を出しても人が集まらない状況だったという。20年11月から、不法残留などのベトナム人61人がアイディーエーからNippon Kenmaに派遣され、違法に働かされていたとみて実態を調べる。【朝比奈由佳】

毎日新聞

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