生徒死亡の高校、バス手配の会社の説明を否定 磐越道事故
福島県郡山市の磐越自動車道で北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部の生徒1人が死亡した事故を受け、同校が7日夜に記者会見を開いた。灰野正宏校長は「残念なことになった。痛恨の極みでいっぱいだ。誠意をもって対応したい」と述べた。
事故を巡っては、バスを手配したバス運行会社「蒲原鉄道」(新潟県五泉市)が、学校側から費用を抑えたいとの相談を受けていたなどと経緯を説明している。
これに対し、灰野校長は会見で「具体的にレンタカーをお願いするとか、運転手を紹介してもらいたいということは伝えていないと、顧問に確認している。(費用を抑えようとした)事実はなく、(会社側の説明は)理解できない」と反論した。
一方で「古くから学校に出入りする業者」だったことから、事前に費用の見積もりなどは取らず、契約書も交わしていなかったことを明らかにした。学校が利用するバス手配の多くは同社に依頼していたといい、こうした関係が「緩みを生んだ」との認識を示した。
事故を起こしたマイクロバスはレンタカーで、会社側は実際に運転する人物とは異なる免許証で借りていたことが福島県警の捜査などで判明した。これについて灰野校長は「把握していない」としたうえで、顧問がバスに同乗せず前方を別の車で走行していたことに触れ、「業者選定や引率形態に問題があった。見直していきたい」と述べた。
会見に先立ち開かれた緊急の保護者説明会には300人ほどが出席し、同校は事故に至る経緯や今後の対応などを説明した。保護者からは契約書がない業者選定などに対して疑問の声が上がり、出席した保護者の一人は取材に「学校の説明では、会社から事前に運行方法の説明はなかった」と話した。
また、事故から一夜が明けた7日朝には灰野校長が校内放送で、全校生徒に向けて安心して学校生活が送れるようサポートすることなどを伝えたという。
事故で亡くなった稲垣尋斗さん(17)の遺族は7日、新潟県警を通じ「大切な存在である息子を今回の思いがけない出来事で失い、深い悲しみの中におります。そしてこの状況をまだ受け止めきれずにおります。今は、一日も早く私たち家族や関係者の皆さまが穏やかな生活を取り戻せることを願うばかりです」などとするコメントを発表した。【戸田紗友莉、福富智】
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