机後ろ向きにして授業参加させず 小4担任が不適切指導 栃木

2026/05/14 10:52 

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 宇都宮市内の市立小学校で3月、担任教諭が授業中、当時4年生の児童8人を机ごと後ろ向きにして着席させ、2時間にわたり授業に参加させていなかったことが市教育委員会への取材で分かった。授業は、将来就きたい職業について発表する内容だったという。市教委は「学習機会を奪う不適切な指導だ」とし、校長が8人の保護者に謝罪した。

 市教委によると、同小4年のクラスで3月18日、2、3時間目の「総合学習」の授業中、担任教諭が宿題のドリルが終わっていない8人の児童の名前を黒板に書き出し、机を後ろ向きにして宿題を終わらせるよう指示した。宿題の期限は3月末までだった。児童8人は授業中に発表するはずだった「将来就きたい職業」について発表できなかった。

 児童の保護者が市教委に相談し発覚した。教諭は学校側に報告をしていなかった。校長からの聞き取りに対し、教諭は「学年内にドリルを終わらせたかった」と意図を話し、反省しているという。

 校長が8人の保護者に謝罪。今後、教諭も児童に謝罪するとしている。教諭の処分について市教委は「県教委と連携して適切に対応する」としている。【白川徹】

毎日新聞

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