「少年のトクリュウ関与防止、強化を」 警察庁長官が訓示

2026/05/18 17:51 

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 栃木県上三川町の住宅で起きた強盗殺人事件を受け、警察庁の楠芳伸長官は18日、都道府県警の生活安全部長や地域部長らを集めた会議で、少年が匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)に関与するのを防ぐための取り組みを強化するよう訓示した。

 楠長官は匿流によるとされる事件で2025年に摘発した人物のうち、20歳未満の少年は強盗事件の38%、詐欺事件の14%を占めた点を挙げ、「匿流の資金獲得犯罪に少年が利用されている実態がみられる」と指摘。学校と連携した非行防止教室などで積極的に情報発信し、匿流に関われば「凶悪な犯罪に加わることを断れなくされる」と理解を促すよう求めた。

 また、強盗や侵入窃盗への下見とみられる不審な動きをする車両や人物を見つけた場合には刑事部門などと密接に連携したうえで、ちゅうちょなく職務質問し、犯行が起きる前の先制的な容疑者の確保も指示した。【深津誠】

毎日新聞

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