市指定文化財の屋根銅板が盗難被害 付近神社も計3件被害 浜松

2026/05/19 21:44 

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 浜松市は19日、浜名区三ケ日町岡本にある市指定有形民俗文化財「初生衣(うぶぎぬ)神社織殿(おりどの)」の付属建物「神庫(しんこ)」の屋根部分の銅板が盗まれたと発表した。被害にあったのは屋根全体の薄い銅板4平方メートル分。18日夜から19日朝にかけて盗まれたとみられ、他にも境内と近くの神社で計3件の被害があった。

 市文化財課によると、19日午前5時20分ごろ、近くの住民が散歩の際に被害を発見した。連絡を受けた宮司や同課職員が確認したところ、初生衣神社の本殿の屋根と鳥居の一部、近くにある神社の摂社の屋根全体の銅板も盗まれていた。初生衣神社境内の社務所は、18日夜から19日朝にかけては無人だった。被害届を受け、細江署が窃盗容疑で捜査している。

 初生衣神社は、機織りの神をまつり、古くは毎年新造した織殿で織った絹を伊勢神宮に奉納してきた。現存する織殿は1801年建造で、道具を保管する神庫とともに1969年に文化財に指定された。【照山哲史】

毎日新聞

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