福岡で「宿命の対決」実現 京都高、育徳館高の野球部が交流試合

2026/05/20 05:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 福岡県立京都(みやこ)高(行橋市)と育徳館高(みやこ町)の野球部による交流試合が16日、京都であった。京都の創立110周年記念事業として企画。両校生徒やOBらも応援に駆けつけ、京築地域の伝統校として切磋琢磨(せっさたくま)してきた両校の「宿命の対決」に熱い声援を送った。

 京都は1917年、京都郡立京都高等女学校として開校。48年に県立京都と改称した。育徳館とは、同校前身の豊津高時代から進学実績などを巡ってしのぎを削ってきたライバル関係。招待試合は、旧豊津出身で2023、24年度に育徳館高校長を務め、25年度に京都高校長に転任した合満(ごうみつ)聡さん(60)の発案で開催が決まった。

 点の取り合いとなった試合は13―6で育徳館が勝利した。試合後、握手を交わした育徳館の山口舜太主将(17)は「大勢の応援があり緊張した。今日の経験を夏の大会に生かしたい」と意欲。京都の仲朝光(あさひ)主将(17)は「京築地域から甲子園に行けるチームをつくるため、お互いを高め合っていきたい」と話した。

 京築からの甲子園出場は1981年センバツに築上中部(豊前市、現青豊)が出場して以来途絶えている。試合を見守ったOBの一人は「地域の野球熱を盛り上げるため、両校の試合が定期戦化されることを期待する」と話した。

 この日は他に、青豊高バドミントン部を招いた交流試合もあり、京都高との間で熱戦を展開した。男子は3―2で京都、女子は3―0で青豊が勝利した。【松本昌樹】

毎日新聞

社会

社会一覧>