山野炭鉱爆発事故61年 犠牲者の刻銘板を設置 慰霊祭も開催へ
1965年に旧稲築町(現福岡県嘉麻市)の山野炭鉱(旧三井山野鉱業所)でガス爆発が発生し237人が犠牲になった事故から、6月1日で61年となる。地元の住民や遺族らの「事件を風化させない」との思いから、3月下旬、慰霊碑に犠牲者全員の氏名を記した刻銘板が設置された。20年以上、執り行われていなかったという慰霊祭も5月31日に開催されることになった。
事故は65年6月1日正午過ぎに発生。発破作業中に噴き出したメタンガスが坑内に充満して引火、爆発し、入坑していた552人のうち237人が一酸化炭素中毒や爆風、やけどで死亡した。その2年前に458人が亡くなった三井三池炭鉱(大牟田市)の事故に次ぐ炭鉱災害だった。
◇数年来の要望 市が刻銘板設置
慰霊碑の背面に設置された刻銘板はステンレス製。「山野炭鉱ガス爆発事故 殉職者」と刻印され、氏名が五十音順に並ぶ。これまで慰霊碑には犠牲者の名が記されておらず、遺族の中には「拝みたくない」と反発する声もあったという。地元住民の数年来の要望を受け、公園を管理する市が設置した。
遺族会の高齢化で開催されなくなっていた慰霊祭も、刻銘板の設置に伴い、地元住民の主催で再び開かれることになった。市や市議会関係者の出席も促すという。刻銘板の設置を要望していたという地元区長の村岡裕典さん(74)は「ようやく設置されたので、地元住民や遺族ら関係者で一緒に手を合わせたい」と話した。【岡村崇】
-
特殊詐欺の被害金口座、即日凍結へ 警察と銀行が連携協定
特殊詐欺でだまし取られた被害金の流れを追跡するため、警察庁とメガバンクなど大手9行は28日、連携協定を結んだ。都道府県警が被害金の移転先となった銀行口座をオン…社 会 1時間前 毎日新聞
-
「亡くなるとまでは」被告の1人「従属」強調 北海道集団暴行死
北海道江別市で2024年、男子大学生が集団暴行され死亡した事件で、強盗致死などの罪に問われた釧路市の無職、川村葉音被告(21)ら計3被告に対する裁判員裁判が2…社 会 2時間前 毎日新聞
-
宮城県がクマの「特別警報」新設 発令基準も改正 目撃件数増で
近年のクマの目撃件数増加などを受け、宮城県は6月から注意喚起の発令基準を改正し、より強い呼びかけを行う「特別警報」を新設する。対象を県内全域だけでなく、市区町…社 会 4時間前 毎日新聞
-
甲山事件の冤罪被害者、自らの苦悩語る 関西テレビで29日放送
兵庫県西宮市の知的障害児施設「甲山(かぶとやま)学園」で園児2人が死亡した「甲山事件」で、事件から25年を経て無罪が確定した山田悦子さんに密着したドキュメンタ…社 会 4時間前 毎日新聞
-
「防災局」を仙台に誘致へ、協議会発足 「東北に大きな意義」
事前防災の強化や災害対応の司令塔となる防災庁の地方機関「防災局」の仙台市設置に向け、同市や宮城県など産官学連携で誘致活動を進める協議会が始動した。26日の設立…社 会 5時間前 毎日新聞













