「亡くなるとまでは」被告の1人「従属」強調 北海道集団暴行死

2026/05/28 09:50 

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 北海道江別市で2024年、男子大学生が集団暴行され死亡した事件で、強盗致死などの罪に問われた釧路市の無職、川村葉音被告(21)ら計3被告に対する裁判員裁判が27日、札幌地裁であり、川村被告への質問が行われた。川村被告は「亡くなるとまでは思わなかった」と従属的な立場だったことを強調した。

 事件は、川村被告の友人の八木原亜麻被告(21)が被害者と交際を巡りトラブルとなったことが発端で、川村被告は主導役とされる当時18歳の男性らと当初は仲裁しようとしたとしている。

 川村被告は男性が暴行を始めて驚き、金品を奪うことを含めて本意ではなかったと主張。一方、高杉昌希裁判長からトラブル解決に向けた行動を取っていないことを指摘されると、答えに窮する場面があった。

 検察側に暴行を止められなかった理由を問われると「(主導役とされる)男性が怖くて言えなかった」と語った。

 男子大学生の遺族に対しては「苦しい思いをさせ、大切な家族の命を奪ってしまい、申し訳ありません」と謝罪した。

 起訴状によると、川村被告らは24年10月、江別市の公園で長谷知哉さん(当時20歳)を暴行して死亡させ、財布を奪ったなどとされる。主導役とされる男性や八木原被告の公判は分離されている。【谷口拓未】

毎日新聞

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