千葉・市川のモスク対応変更 市長が説明「私が判断した」

2026/05/29 22:32 

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 千葉県市川市の行徳モスク(イスラム教の礼拝堂)が求めた市立公園での集団礼拝が認められなかった問題を巡り、田中甲市長は29日の定例記者会見で自身の考えを説明した。市はこれまで、公園で集団礼拝をすることを認めてモスク側に使用許可を出していたが、今月27日は礼拝をしないよう求めた。田中市長は市の条例や内規を変えず、解釈でこうした対応に変更したことを認め、「私が判断した」と述べた。

 田中市長は変更理由について「礼拝の姿というものを、不特定多数の方が使える公園の中で行うべきではないと判断した」と持論を展開。さらに「(動画投稿サイトの)ユーチューブで礼拝している姿が何万回も流れているという状況は、市川市にとってプラスかマイナスかを市長としては判断しますよね」と語り、インターネット上の投稿を意識したことも明らかにした。

 モスクによると、1997年の設立当初から毎年2回、モスク前の南沖公園の一部を文化交流会の会場として利用し、礼拝するなどしてきた。地域と交流してゴミ拾いなどもしており、地元自治会の理解も得てきたという。しかし、今回は市が一時、公園使用申請の取り下げを求めた後、公園で礼拝しないことを前提に使用を許可したため、礼拝はモスクの中などで行った。

 モスク側は今後も礼拝を伴う公園利用を求める考えだが、田中市長は記者会見で「方針を変えることはない」と強調した。【石塚孝志】

毎日新聞

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