警官の警棒接触し高校生が失明 沖縄県が9100万円支払いへ

2026/06/08 16:28 

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 沖縄市で2022年、バイクを運転していた当時高校生の男性と、走行を止めようとした警察官の警棒が接触し、男性が右目を失明した事件で、沖縄県は8日、男性側に計約9138万円の損害賠償金を支払う方針を明らかにした。16日開会の県議会6月定例会に関連議案を提出する。

 県などによると、22年1月27日未明、巡回中の警察官が職務質問のため男性のバイクを止めようとした際、差し出した警棒が男性の右目に当たり、眼球破裂などの重傷を負わせた。県は警察官の行為に過失があったと認め、治療費などを含む賠償金を支払う方針。議会が可決すれば男性側と和解するとしている。

 警察官は事件当時、宮崎県警から沖縄県警沖縄署に出向していた。事件を巡っては、SNSで「高校生が警察に警棒で殴られた」との投稿が拡散。若者らが沖縄署前に集まって投石するなどし、沖縄県警は一部を暴力行為法違反容疑で摘発した。また、沖縄県警は22年11月、警察官を特別公務員暴行陵虐致傷容疑で書類送検。那覇地検は業務上過失傷害罪で在宅起訴し、那覇地裁は23年12月、同罪で罰金100万円の判決を言い渡した。【平川昌範】

毎日新聞

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