和歌山・高知でも、沿岸部に一時避難指示 フィリピン地震影響

2026/06/08 19:28 

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 津波注意報の発表を受け、和歌山県白浜町は名所の白良浜海水浴場を8日午前9時過ぎに遊泳禁止とした。防災放送で海に近づかないよう呼びかけ、浜辺で写真を撮ろうとする観光客にはライフセーバーなどが浜から上がるよう促し、入り口のゲートを閉めた。

 浜に近い駐車場の係員は「朝から海水浴を楽しんでいる家族連れなどもいたが、防災放送が流れると泳ぎをやめ、すぐに浜に上がって帰り支度をしていた」と話した。白浜町は海に面した景勝地の千畳敷も立ち入り禁止とし、3カ所の町営の公衆浴場を臨時休業とした。

 同県新宮市は午前9時15分に避難指示を発令し、防災無線で「沿岸部に近づかないでください」と呼び掛けた。同じく避難指示が出た那智勝浦町でも、外国人観光客を考慮し、英語と日本語で行政無線を流し、沿岸部に近づかないように呼び掛けた。海岸近くにいた釣り客にも消防関係者らが海から離れるように声を掛けた。

 高知県でも津波注意報の発表に伴い、県内沿岸部の計19市町村で警戒レベル4の避難指示が発令され、職員らが情報収集にあたった。黒潮町では、海岸近くにある町立南郷小学校(児童数57人)が午前中の授業を途中で取りやめ、児童たちを下校させた。保護者が迎えに来れなかった一部の児童は、高台の集会所に避難させたという。【加藤敦久、大澤孝二、広瀬晃子】

毎日新聞

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