人々の畏怖や祈りの心「奇々怪々」展 福岡・朝倉市秋月博物館で

2026/08/09 08:45 

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 福岡県の朝倉市秋月博物館(同市秋月野鳥)で、夏季特集展「朝倉の奇々怪々」が開かれている。朝倉地方に伝わる妖怪や幽霊、不思議な出来事を記した資料16点を展示。人々の畏怖(いふ)や祈りの心を紹介している。16日まで。

 展示の目玉は、江戸時代に描き写された巻物「諸国化物図巻」。市指定文化財「三奈木品照寺文書」に含まれ、長さは12メートルある。山で出合うと追いかけてくるミズクラゲのような姿をした「ゆぶゆぶ」や僧侶に化けたタヌキ、炎の中に山伏の顔が浮かぶ「うしおに」など筑前国や全国各地の妖怪36種類が描かれている。

 このほか、福岡藩に仕えた儒学者・貝原益軒がまとめた地誌「筑前国続風土記」、怪談や不思議な出来事を伝える古文書、幽霊を描いた「幽霊図」なども展示している。

 大津里美学芸員は「恐ろしくもどこか愛らしい不思議な世界を楽しみながら、先人たちの豊かな想像力に触れてほしい」と話している。観覧料は一般330円、小中学生160円。【石田宗久】

毎日新聞

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