高校生平和大使らが「人間の鎖」 長崎で核兵器廃絶訴え

2026/08/09 09:38 

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 核兵器廃絶を訴える「高校生平和大使」ら全国の高校生約120人が9日早朝、長崎市の爆心地公園で集会を開いた。原爆落下中心地碑の周りで手をつないで「人間の鎖」を作り、「被爆者の非戦の思いをしっかりと受け止め、次の世代へ語り継いでいく」と誓った。

 平和大使で岩手県立盛岡第三高2年の下瀬明葉さん(17)が「人の手によって生み出された核は、もう一度、人の手によってなくすことができる」と決意表明。島根県立出雲高2年の平和大使、亀尾美月さん(16)は「小さな一歩だとしても、この地にいるたくさんの高校生が集まれば大きな力になる」と呼び掛けた。

 核兵器廃絶に向けて署名活動をする長崎県立西陵高3年の中山実央梨(みおり)さん(17)が「世界各地で争いが絶えず、国内でも非核三原則の見直しの声が上がるなど不安定な状況だからこそ、核兵器の廃絶や平和な世界の実現のために取り組むことを、ここ長崎の地から訴える必要がある」とする「若者宣言」を読み上げた。

 地震の被害を受けた熊本県から参加した県立第二高2年の藤木るかさん(16)は「地震からの復興と平和の実現のために団結する大切さを実感した」。熊本マリスト学園高2年の川本心暖(ここな)さん(17)は「戦争をなくすための声が世界に広がるよう活動に取り組みたい」と語った。【樋口岳大】

毎日新聞

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