運転中に道路冠水、まずどうする? 備え付けるべき「命綱」とは

2026/08/14 12:49 

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 千葉県各地での記録的豪雨では、道路の冠水によって自動車の水没が相次ぎ、車内に閉じ込められた人の死亡も確認された。運転中に道路が冠水した場合、どうしたらいいのか。

 国土交通省によると、水位が高まって車の床面を超えると、マフラーから水が浸入し、エンジンが動かなくなったり、バッテリーが故障したりする恐れがある。さらにドアの高さの半分を超えると、水圧でドアがほぼ開けられなくなるという。

 国交省は「まずは水位が低いうちに脱出してほしい」としている。その上で、もしドアが開かなくなったら窓を開け、窓も開かなければ脱出用ハンマーで窓を割って逃げる。それでも駄目な場合、車の中と外の水位が同じになると、水圧の差がなくなってドアが開く可能性が高まるという。

 国交省の担当者は「脱出用ハンマーは『命綱』。1台に1本を備え付けて」と呼びかけている。

 また、水が引いた後も注意が必要になる。いったん水没した車は、電気系統のショートによって感電や火災の危険がある。すぐにエンジンをかけず、まずは整備工場や販売店に相談することが必要という。

 日ごろからの備えも重要だ。今回の大雨は、夕方から夜にかけての帰宅時間帯を直撃した。暗いと道路の様子が見えづらく、冠水しているかどうかが分かりにくい。

 国交省の担当者は「大雨のように突発的な事象の場合、事前の準備が大切。普段から冠水しやすい道路を把握し、大雨の際は避けることが重要だ」としている。【川地隆史】

毎日新聞

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