「副検事が性被害の情報拡散」 元大阪地検トップの事件で被害者

2026/09/01 20:18 

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 元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)=準強制性交等罪で公判中=から性的暴行を受けたとされる元検事の女性が1日、東京都内で記者会見し「同僚だった副検事が被害情報を拡散した」と主張した。副検事は名誉毀損(きそん)容疑などで不起訴となり、検察審査会に申し立てられているが、女性側は独自に拡散状況に関する検察内部の証言を集め、検察審に提出したことを明らかにした。

 女性は4月に辞表を提出していたが、8月末に手続きが完了した。「なぜ被害者の私が仕事を奪われないといけないのか。尊厳を踏みにじられ、言葉にできない気持ちだ」と述べた。

 女性側は同僚だった検事や職員から「大阪地検の副検事が被害者情報を広めていた」とする証言が得られたとした。内容は北川被告をかばい、女性をおとしめるものだったとし「検察審は起訴相当の議決を出してほしい」と訴えた。

 女性は、事件関係者でもある副検事が捜査情報を北川被告側に漏らしたとする国家公務員法(守秘義務)違反など四つの容疑で刑事告訴・告発した。大阪高検は2025年3月にいずれも不起訴とする一方、不適切な言動があったとして副検事を戒告処分とした。【後藤佳怜】

毎日新聞

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