ATMに41回、計2000万円を入金 被告、起訴内容認める 八代汚職

2026/10/16 16:57 

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 熊本県八代市の新市庁舎建設を巡る汚職事件で、あっせん収賄で得た収益の一部をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)に問われたウェブ制作会社役員、渡辺裕人被告(49)=東京都渋谷区=は16日、熊本地裁(今泉裕登裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。一連の汚職事件を巡る公判は初めて。

 事件を巡っては、準大手ゼネコン「前田建設工業」に有利な評価基準案での入札や利益増額のための不正を市側に働きかけ、その見返りに前田側から6000万円を受け取るなどしたとして、八代市議の成松由紀夫被告(55)ら5人があっせん収賄罪などで起訴されている。

 検察側は冒頭陳述で、成松被告が賄賂として受け取った6000万円の一部を資金洗浄するため、渡辺被告のウェブ制作会社名義の普通預金口座を使用したなどと指摘した。

 起訴状などによると、渡辺被告は成松被告ら3人と共謀し、2026年4月5~6日、東京都内のコンビニエンスストア3カ所に設置された現金自動受払機(ATM)で、あっせん収賄で得た現金約2000万円を41回にわたってウェブ制作会社名義の口座に入金したとされる。【野呂賢治】

毎日新聞

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