第９７回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の出場３２校を決める選考委員会が２４日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれる。候補は一般選考１２４校と２１世紀枠９校の計１３３校。２０２４年秋の明治神宮大会で横浜（神奈川）が優勝したため、関東地区に与えられた「神宮大会枠」を含む一般選考３０校と２１世紀枠２校の計３２校が２４日午後に出そろう。

　選考委員会は午前８時半から始まり、２１世紀枠候補校の推薦理由説明会を実施する。各候補校の所属道府県の高野連理事長、専務理事らが学校の特色を各３分半で説明する。

　午前１０時から選考委員会総会があり、午前１０時半から２１世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会を開始。外部有識者と主催者で作る２１世紀枠特別選考委員会が２校を選出する。地区別小委員会は各都道府県高野連から推薦された１２４校に２１世紀枠の選出から漏れた７校を加え、比較、検討する。

　選考委員会総会は午後３時半から再開し、出場校が発表される。出場校発表の模様は大会公式サイト「センバツＬＩＶＥ！」でライブ配信される。

　大会は３月１８日から１３日間（準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む）、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。【長宗拓弥】

＜出場枠の内訳＞

　北海道１▽東北３▽関東・東京７（神宮大会枠を含む。関東５校と東京１校を選んだ後、残り１校は両地区を比較）▽東海３▽北信越２▽近畿６▽中国２▽四国２▽九州４▽２１世紀枠２

＜選考委員＞

　宝馨、山本秀明、北村雅敏、辻中祐子、坂本克己、尾形正己、宗像治、川口啓太、小林善一、戸部良一、佐藤茂、中川尚之、鬼嶋一司、百崎敏克、藤田健史、田中秀昌、小倉全由、前田正治、関野弘、若林浩、長谷川次郎、大矢正成、谷田部和彦、大津裕也、中迫俊明、新田泰三、田原完行、緒賀克郎、江口理博、山崎浩、広岡資生、川原崎哲也、高橋聡、正木陽、栗原豊樹、野口敦弘、広瀬寛、堅田外司昭、新納弘治、善波達也、竹本修、江上光治、大坪康巳、坂口裕之、岡隆博、伊藤栄治、加藤徹、木原哲也、内藤敦志

＜２１世紀枠特別選考委員＞

　宝馨、亀井正明、北村雅敏、辻中祐子、山本秀明、尾上良宏、木戸哲、百留康隆、田中謙吉、新井隆一、佐山和夫、小野塚康之、谷本歩実、須賀しのぶ、杉山愛（敬称略　順不同）