滋賀短大付・保木監督「初めてで力を出すのは難しい」 選抜高校野球

2025/03/19 12:46 

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 選抜高校野球大会は第2日の19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、滋賀短大付は敦賀気比(福井)に0―15で敗れ、春夏通じて初の甲子園勝利とはならなかった。

 初采配を終えた滋賀短大付の保木淳監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇滋賀短大付・保木淳監督

 (昨秋の近畿大会の)天理戦でも一回にチャンスで連続三振した。ああいうケースで点を取れるようにと練習してきたが、今日も同じ場面で力を発揮できなかった。先に1点が入っていれば、違う展開になったかもしれない。

 序盤は敦賀気比さんも緊張もあったのかなと思ったが、先にこちらにミスが出て向こうは落ち着いていく一方でこっちは焦ってしまった。

 <エースの桜本投手が6失点>

 初回に四死球が続いてしまって、相手の対策よりはストライクを投げる事に精いっぱいになってしまった。ここまで崩れるのは珍しいがタイムを取って落ち着かせることもできなかった。彼の成長の糧になれば良いなと思う。

 <初めての甲子園での試合を終えて>

 あれだけたくさんの方が入る球場でやるとき、経験なのか心の強さなのか……。力を出すっていうのは初めてでは難しいと感じた。今日出た失敗を夏や今後に生かしていきたい。

毎日新聞

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