高校ラグビーの新シーズン到来を告げる第２６回全国高校選抜ラグビー大会（日本ラグビー協会主催、全国高校体育連盟共催、毎日新聞社など後援）が２２日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園で開幕し、開会式が行われた。

　式では、昨年優勝の大阪桐蔭と４強の国学院栃木を先頭に出場３２校が行進。京都成章の笹岡空翔（くうと）主将が「僕たちの魂のタックルと全力でプレーをする姿で、見ている人に勇気、情熱、感動を与える大会にすることを誓います」と宣誓した。

　試合は２３日に始まり、１回戦から佐賀工―国学院栃木、東福岡―流通経大柏（千葉）などの好カードが組まれている。花園を制した桐蔭学園（神奈川）は初出場・早稲田佐賀の挑戦を受ける。会場は熊谷スポーツ文化公園の他に、２３日は熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」、２５日は深谷市仙元山公園で一部の試合が行われる。決勝は３１日１１時キックオフ。【大村健一】