堺旧港に新施設続々 宿泊やイルカ触れ合い 万博への旅客船も
大阪府堺市堺区の堺旧港の市有地に、ホテルやイルカと触れ合える施設が誕生する。にぎわい創出を目的に市が誘致した。大阪・難波まで電車で約10分の好立地や、4~10月に開催される大阪・関西万博を生かして、インバウンド(訪日客)らの取り込みも図る。
11階建てのホテル「ドーセットバイアゴーラ大阪堺」(客室数321)は、25日に開業する。香港のホテルグループと運営するアゴーラホスピタリティーグループ(東京)の両ブランドで展開する。海側の客室から堺旧港が見下ろせる景観などが売り。
ホテルすぐの船着き場からは万博期間中、会場の夢洲(ゆめしま)とを約30分で結ぶ旅客船(146人乗り)が1日5便運航する。片道料金は13歳以上が3800円など。
また、イルカと触れ合える施設「ノアドルフィンドーム」も25日にオープンする。日本ドルフィンセンター(香川県さぬき市)が運営し、入場料金は中学生以上1210円など。午後5時以降の夜間料金の設定や、餌やり体験などの有料プログラムも用意した。
21日にホテルのオープニングセレモニーがあり、関係者らがテープカットをして祝った。市は一帯で活発な誘致活動を進めており、永藤英機市長は「堺旧港のさらなる発展に貢献いただけるものと期待している」と述べた。【新宮達】
-
職場で初めて育休を取った男性医師 長時間労働の病院でどうやって?
横浜市泉区の戸塚共立いずみ野病院に勤務する脳神経内科医、古谷正幸さん(35)は、同病院の男性医師として初めて育児休業を取得した。働き方改革が叫ばれる中、男性の…経済 2025年3月23日 毎日新聞
-
輸入米で注目 独特なコメの輸入ルール「ミニマムアクセス」
国産米の価格高騰を受け、割安な輸入米に注目が集まっている。そのコメの輸入ルールは独特だ。 日本人の主食であるコメや農家を守るため、コメの輸入を原則認めてこな…経済 2025年3月22日 毎日新聞
-
年収の壁引き上げ 「影響ない」45% 「働く時間増やす」33.7%
「年収の壁」が引き上げられても働き方に変化はない?――。国は所得税がかかり始める「年収103万円の壁」を見直し、非課税枠を160万円に引き上げることでパートな…経済 2025年3月22日 毎日新聞
-
2月消費者物価109・7 前年比3・0%上昇、コメ類は80・9%上昇
総務省が21日発表した2月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は109・7で、前年同月比3・0%上昇した。政府の電気・都市ガス代の補助金…経済 2025年3月21日 毎日新聞
-
マツダが新型EV開発費用4割低減へ トヨタと協業、既存工場活用
マツダは18日に戦略説明会を開催し、開発中の新型ガソリンエンジン「スカイアクティブZ」を2027年中に投入すると発表した。主力のスポーツタイプ多目的車(SUV…経済 2025年3月20日 毎日新聞