マツダが新型EV開発費用4割低減へ トヨタと協業、既存工場活用
マツダは18日に戦略説明会を開催し、開発中の新型ガソリンエンジン「スカイアクティブZ」を2027年中に投入すると発表した。主力のスポーツタイプ多目的車(SUV)から導入する見込み。マツダの広瀬一郎専務執行役員は「内燃機関のフロントランナーであり続けたい」と話した。
新エンジンは19年から完成車に搭載している「スカイアクティブ」シリーズを改良したもの。2・5リットル直列4気筒のガソリンエンジンで、欧州連合(EU)の新たな環境規制「ユーロ7」などをクリアすることを目指す。電気自動車(EV)の需要が足踏みするなか、このエンジンをハイブリッドシステムと組み合わせることで、電動化戦略の柱にしたい考えだ。
またマツダは、27年に投入予定の新型EVについて、トヨタ自動車との協業で開発費用を40%低減すると発表した。国内の既存工場を使い、EVとエンジン車を一つのラインで生産することで、EV専用工場を新設した場合と比べ、初期の設備投資を85%減らすことができるとした。
30年までの車載電池への投資をこれまでの7500億円から半減させることも明らかにした。中国の自動車メーカーと共同開発したEVを中国や東南アジアなどに投入して投資を約半分にする。【秋丸生帆】
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