選抜高校野球大会は第７日の２４日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で２回戦があり、山梨学院が西日本短大付（福岡）に２本塁打を浴びるなど５―１１で敗れ、３年連続の準々決勝進出とはならなかった。

　山梨学院の吉田洸二監督の試合後の主な談話は次の通り。

　◇山梨学院・吉田洸二監督

　（１０安打を放ちながら５得点）安打の数と得点が一緒というのが山梨学院の野球でしたが、一、二回で計６点を取られたところで作戦が大味になってしまって、うちの野球が最後までできませんでした。私の采配が原因。生徒たちのセンバツを壊してしまいました。

　＜１回戦に続き津島投手が先発＞

　昨日の夜まで迷いました。津島、藤田でなんとか粘って、良い形で菰田につなぎたかったですが、そう甘くはなかったですね。（相手打線に２本塁打を浴び）インコースの真っすぐでファウルを打たせて、外の変化球で揺さぶりたかったが、ストライクが入らなくてイメージ通りに行かなかったですね。

　＜４番手の菰田投手が１５２キロを計測した＞

　未来のある投手。絶対に２年生でピークにしないと決めています。高校生で１５０キロ出すのは体に負担が掛かる。この子は将来の日本プロ野球界の宝だと思います。チームの勝ち負けにどこまで貢献できるか分からないですけど、良い形で次のステージに渡したいという思いで３イニングと決めている。なかなか出会える生徒ではないです。