健大高崎・石垣元気投手が155キロをマーク センバツ最速を更新

2025/03/26 10:42 

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 選抜高校野球大会は26日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、健大高崎(群馬)の石垣元気投手(3年)が花巻東(岩手)戦の八回に大会最速を2キロ更新する155キロをマークした。夏の甲子園を含めると最速タイ。

 センバツでスコアボードの球速表示が始まったのは、2004年大会から。これまでの大会最速は153キロで、08年大会の宇治山田商(三重)の平生拓也投手と、12年大会で優勝した大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手の2人だった。

 夏を含めると、甲子園大会での最速は155キロ。07年夏に仙台育英(宮城)の佐藤由規投手、13年夏に済美(愛媛)の安楽智大投手がマークしている。

 石垣投手は、昨秋の関東大会の佐野日大(栃木)との準々決勝で158キロを計測した注目の本格派右腕。158キロの球速表示に、本人は「たぶん間違い」と振り返り、大会前の出場校アンケートでは自己最速を「154キロ」と回答していた。今大会は春夏含めてトップに並ぶ155キロを目標に掲げていた。【高橋広之】

毎日新聞

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