フィギュア・友野一希が拠点で新SP披露「五輪へこのプログラムで」

2025/05/17 18:15 

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 フィギュアスケート男子の友野一希選手(第一住建グループ)が17日、練習拠点としている大阪市の浪速アイススケート場で開催されたイベントのエキシビションに出演し、新シーズンのショートプログラム(SP)を披露した。スケート教室の講師も務め、ファンと交流した。

 新シーズンのSP曲は、重低音でアップテンポの曲調が特徴的な「ザッツ・イット(アイム・クレイジー)」。この日は、3回転ジャンプに難度を落としていずれも軽やかに着氷すると、注目ポイントに挙げている演技後半のステップでは「片手側転」で会場を沸かせた。

 15日に27歳の誕生日を迎え、日本男子では現役最年長として勝負のオリンピックシーズンに挑む。友野選手は「大切なシーズンとなるが、五輪へ向けてこのプログラムで頑張っていきたい」と観客の前で意気込んだ。

 イベントには、男子の大島光翔、木科雄登、三宅星南の3選手も出演。それぞれが新シーズンへ向けたプログラムを披露したほか、友野選手が振り付けを担当したという4人によるグループナンバーでも息の合った滑りを見せ、ファンを楽しませた。【倉沢仁志】

毎日新聞

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