<もっと社会人野球>ENEOS、東芝に日産自動車の復帰で激戦に 都市対抗西関東2次
社会人野球の第96回都市対抗野球大会の西関東2次予選が30日、神奈川・等々力球場で開幕する。昨年はブロック決定トーナメントを勝ち抜いた3チームによる代表決定リーグを実施したが、今年は企業3チームとクラブ6チームの計9チームが、代表2枠を懸けてトーナメントで争う。
昨年の本大会で優勝した三菱重工Eastは推薦枠で出場するため予選免除。15年の休部期間を経て活動を再開した日産自動車が今季から参戦し、ENEOS、東芝とともに激戦が予想される。
◇日産自動車はほぼ大卒選手
ENEOSは、本大会で3回優勝した経験を持つ宮沢健太郎監督が今季から指揮を執り、伝統の粘り強さは健在だ。
打線をけん引するのは、新人の飯山志夢(もとむ)選手と2年目の松浦佑星選手で、ともに俊足の巧打者だ。主将の丸山壮史選手は勝負強く、昨季の社会人最多本塁打賞に輝いた村上裕一郎選手は一本で試合の流れを変える力がある。
投手陣は、経験豊富な5年目左腕・加藤三範(みづき)投手と安定感がある高卒7年目の左腕・阿部雄大投手が先発の柱だ。4年目右腕・飯田琉斗投手や5年目右腕・関根智輝投手も控えており、充実している。
東芝は昨年、本大会出場を逃したものの、秋の日本選手権では8強入り。今季は春のJABA四国、京都の両大会で準優勝するなど勢いがある。
投打をけん引するのは、3年目の選手たちだ。リードオフマンの山田拓也選手は出塁率が高い。昨年の本大会で三菱重工Eastの補強選手として優勝に貢献した下山悠介選手と斉藤大輝選手の打力、光本将吾選手のパンチ力も欠かせない。
投手陣では昨年に三菱重工Eastの補強選手として本大会のマウンドを経験した2年目右腕・笹森公輔投手に加え、3年目左腕・北村智紀投手が先発の一角として存在感を高めている。昨秋の日本選手権で活躍した左サイドスローの松山仁彦投手も頼もしい存在だ。
日産自動車は、ほぼ大卒1年目の若い選手で挑む。持ち味の堅実な守備を生かして接戦に持ち込めるかが鍵を握る。
投手陣は共栄大出身の砂川羅杏(らいあん)投手、城西国際大出身の領家佑馬投手の両右腕が先発の二枚看板だ。ともに制球が良く、投球術にたけている。友野聡太投手ら救援陣への継投のタイミングもポイントだ。
攻撃では俊足の1番・宮川怜選手が出塁し、好機を作りたい。天理大4年時に春秋の阪神大学リーグで首位打者を獲得した石飛智洋選手や、中軸としての期待が高い宮原光夫選手らの前に走者をいかにためられるか。
代表決定戦は14、15日に横浜スタジアムで開催予定。16日は午後6時から、三菱重工Eastと第1代表のチームによるエキシビションマッチも行われる。【円谷美晶】
◇西関東2次予選出場チーム
ENEOS、東芝、日産自動車、南アルプス倶楽部、リベラック小田原、国際総合伊勢原クラブ、全川崎クラブ、甲斐府中クラブ、横浜金港クラブ
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