日本のプロ野球に選手の「産休制度」導入へ NPBと選手会が折衝

2025/06/27 13:58 

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 日本のプロ野球に選手の「産休制度」が導入される方針が固まった。27日に東京都内で行われた日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝でNPB側が導入に前向きな姿勢を示したと、選手会の森忠仁事務局長が報道陣に明かした。

 日本のプロ野球では現在、出産の立ち会いや、身近な人が亡くなった場合でも、1軍出場選手登録を抹消されると10日間は再登録できなかった。このため、選手会は「慶弔休暇制度」として、特例を認めるよう提案した。

 具体的な導入時期は未定という。

 プロ野球選手の「産休」については、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が今年4月、産休制度の「父親リスト」入りし、話題となっていた。【岸本悠】

毎日新聞

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