日産、敗退に「通用しなかった…」 社会人野球日本選手権関東

2025/09/28 19:15 

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 第50回社会人野球日本選手権関東地区予選は28日、神奈川・等々力球場で代表決定戦が行われ、15年の休部期間を経て今季から活動を再開した日産自動車はHondaに1―7で敗れて敗退した。

 今大会では1回戦で茨城トヨペットに勝利して復帰後の公式戦で企業チームから初白星。2回戦では都市対抗出場経験のあるエイジェックに逆転勝ちし、代表決定戦に進んだが、2009年の第36回大会以来、14大会ぶりの出場はならなかった。

 試合を終えた選手の談話は以下の通り。

 ◇日産自動車・石毛大地主将

 <ゼロからチームを作ってきた>

 都市対抗予選までは何となく勢いというか、自分たちの良いところを伸ばそうと、自分たちの持っているもので勝負してきました。

 日産自動車としてやろうとしている守備でリズムを作ることや、攻撃でもまずはどんどん振っていくことが、(今日は)通用しなかったです。

 右打者を中心にいい打撃をしたが、8安打で1点だけだった。チャンスの作り方が年間を通した課題です。

 <会社がどうなるのか分からない中で1年間戦ってきた>

 正直、僕たちもまだ先が見えなくても、次のチャンスを与えてもらったので、都市対抗予選と日本選手権予選での負けを糧にしないといけないです。

 ◇日産自動車・石飛智洋選手

 <都市対抗ではENEOSの補強選手に選ばれた>

 周りから「補強に行った石飛」みたいなものを勝手に感じていたが、いつも通りに変えずにENEOSでは、先輩方と一緒に練習をさせてもらいました。いいところを学んで、伸ばしてもらえました。

 (日産自動車の)4番打者として一本打ちたかったが、今大会もあまり調子が上がらないまま終わってしまったので悔しかったです。

毎日新聞

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