元阪神・能見さん始球式 社会人野球「土台鍛えられた」 日本選手権

2025/10/28 19:48 

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 第50回社会人野球日本選手権は28日、京セラドーム大阪で開幕して1回戦があり、プロ野球の阪神などで投手として活躍した能見篤史さん(46)が第3試合の始球式に登場した。

 今大会は第50回の記念事業として、社会人野球出身の元プロ選手が「レジェンド始球式」を行う。

 能見さんはマウンドに立つと、左腕から現役時代さながらのフォームで球を投げ込み、スタンドを沸かせた。「ストライクが入って良かったです」と笑顔を見せた。

 能見さんは鳥取城北高から大阪ガスに入社し、2003、04年の日本選手権では投手陣の柱として2大会連続の準優勝に貢献した。

 大阪ガスでプレーした時間を「土台作りという意味で鍛えられた」と振り返り、「走る、投げるという基本を重要視しているのが社会人野球。育ててもらったし、もっと発展してほしい」と語った。

 第2日は中日や阪神のほか、米大リーグでもプレーした福留孝介さん(48)、第3日は阪急(現オリックス)で投手だった山口高志さん(75)が登場する。【深野麟之介】

毎日新聞

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