第５０回社会人野球日本選手権大会は第２日の２９日、京セラドーム大阪で１回戦があり、北海道ガスはＪＦＥ西日本に２―３で敗れた。

　先発した北海道ガスの村上大芽（たいが）投手は、七回途中３失点で大会初勝利を引き寄せることはできなかった。

　村上投手の試合後の主なコメントは次の通り。

　◇北海道ガス・村上大芽投手

　（連打を浴びた七回は）カウントを悪くしてしまって、相手に（狙い球を）絞らせすぎたかもしれない。最後は打たれてしまったが、自分の持ち味の直球で勝負できたのはよかった。

　これまで変化球に逃げてしまう癖があったので、予選から真っすぐを増やして投げるようにしていた。今日も前半はもう少し真っすぐを投げてもよかったのかな、と思う。

　＜京セラドームのマウンドは初＞

　マウンドの硬さなどが札幌ドームに似ている感じがした。ただ（１点を先行された）初回に少し慌ててしまったのが一番の反省点。

　＜兵庫・淡路島の津名高出身で、地元関西での登板＞

　地元の友達や高校の監督も見に来てくれていた。自分が入社してからチームが日本選手権に行けなかった分、いいところを見せたかったが、自分にできることはある程度できたかと思う。