フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）ファイナル最終日は６日、名古屋市のＩＧアリーナで女子フリーが行われ、ショートプログラム（ＳＰ）２位で昨季世界女王のアリサ・リュウ（米国）が１４６・７０点、合計２２２・４９点で逆転優勝した。ファイナルは初制覇。

　初出場でＳＰ３位の中井亜美選手（ＴＯＫＩＯインカラミ）が１４６・９８点、合計２２０・８９点で２位、ＳＰ５位の坂本花織選手（シスメックス）は１４９・４０点、合計２１８・８０点で３位だった。

　ＳＰ首位の千葉百音選手（木下グループ）が１３２・９５点、合計２１０・２２点で５位、ＳＰ４位の渡辺倫果選手（三和建装・法大）は１３６・４６点、合計２０７・１４点で６位だった。

　ＧＰシリーズの上位６人・組で争うミラノ・コルティナ冬季オリンピック（来年２月開幕）の前哨戦。日本勢の上位２人が３枠ある代表争いで優位となる。五輪代表は今月１９～２１日の全日本選手権で決まる。