フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）ファイナルは最終日の６日、名古屋市のＩＧアリーナで男子フリーが行われ、ショートプログラム（ＳＰ）３位のイリア・マリニン選手（米国）がフリー世界最高の２３８・２４点、合計３３２・２９点で逆転し３連覇を果たした。

　ＳＰ首位の鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）は１９３・６４点、合計３０２・４１点で２位。ＳＰ２位の佐藤駿（エームサービス・明大）が１９４・０２点、合計２９２・０８点で３位だった。

　ＧＰシリーズの上位６人・組で争うミラノ・コルティナ冬季オリンピック（来年２月開幕）の前哨戦。日本勢の上位２人が３枠ある代表争いで優位となる。五輪代表は今月１９～２１日の全日本選手権で決まる。