野球殿堂入りの栗山英樹氏「これからも野球のために働きなさいと…」

2026/01/15 20:41 

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 野球殿堂博物館(東京都文京区)は15日、今年の野球殿堂顕彰者を発表し、競技者表彰のエキスパート表彰で、2023年の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で監督として日本代表を優勝に導いた栗山英樹氏(64)が選ばれた。同日、東京都内で行われた通知式で栗山氏は「これからも野球のためにしっかり働きなさいということだと思う」と喜びを語った。

 競技者表彰は主に元プロ野球選手が対象で、このうちエキスパート表彰は、監督、コーチ経験者や現役引退から21年以上経過した元選手らが対象。現役引退から5年以上経過した元選手が対象のプレーヤー表彰と、元審判員やアマチュア野球関係者らが対象の特別表彰は今回、選出されなかった。殿堂入りは計223人(競技者表彰108人、特別表彰115人)となった。

 栗山氏は東京都出身。東京・創価高、東京学芸大を経て、1984年にドラフト外でヤクルト入団。俊足を生かした外野守備が持ち味で、89年にはゴールデングラブ賞を受賞した。だが、メニエール病に悩まされ、90年に現役引退。野球解説などで活躍した後、2012年に日本ハムの監督に就任した。通算10年でリーグ優勝2回、日本一1回。戦績は1410試合で684勝672敗54分け。日本ハム時代の大谷翔平選手(31)=米大リーグ・ドジャース=を投打「二刀流」で起用し、大成させた。

 21年に日本ハム監督を退任した後、日本代表監督に就任。23年のWBCでは大谷選手らを擁し、3大会ぶりの優勝を果たした。現在は日本ハムのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)を務める。

 プレーヤー表彰で最も得票が多かったのは川相昌弘氏(61)=元巨人、中日=の254票で、今年の殿堂入りに必要だった256票にわずか2票足りなかった。川相氏は今年がプレーヤー表彰の資格を持つ最終年だった。【岸本悠、牧野大輔】

毎日新聞

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