止まらぬ大リーガー、3発の本塁打攻勢で日本が一時勝ち越し WBC
誰もが期待していることをいとも簡単にやってのける。大舞台を経験している大リーガーたちが一発攻勢で攻め立てた。大勝の前夜から一転、日本は一回に3点のリードを許したが、三回に3本のソロ本塁打で一時、試合をひっくり返した。
まず見せたのが大谷翔平(ドジャース)だ。大きな拍手を一身に受け1死から打席に入ると、3球目の食い込んでくる変化球にうまく反応し、右翼席へ運んだ。
大谷の2試合連続本塁打で追いつくと、押せ押せムードに。2死から、今度は1打席目で右中間に技ありの2ランを放っていた3番・鈴木誠也(カブス)。大谷同様に3球目の変化球を、今度は思い切り引っ張って左中間へ放り込んだ。
勝ち越しに場内がどよめく中、またも快音が響き渡った。4番・吉田正尚(レッドソックス)が右翼席へ特大の一発を放った。止まらないド派手な本塁打攻勢に、劣勢ムードだった東京ドームの雰囲気は一変した。
過去最多8人の大リーガーをそろえた今回の日本代表は「過去最強」の呼び声も高い。中でも打線は、1番の大谷を筆頭に6番の村上宗隆(ホワイトソックス)まで6人中5人がパワーを持ち味とする大リーガーだ。
味方であれば何よりも頼もしく、相手にとっては脅威の打線。7番を打つ昨季16本塁打の牧秀悟(DeNA)が「(下位打線の)自分たちは塁に出ることが最大の仕事。やはり、上位打線に回せば何か事が起きる。そんな打順だと思う」と謙遜するほどだ。
試合前の打撃練習で大谷、鈴木らが柵越えを披露し、連日ファンを沸かせるのはおなじみの光景となった。井端弘和監督も「(ファンも)良いものを見られているんじゃないか」と笑顔を見せる。試合でも変わらず柵越えを連発する頼もしい大リーガーたちが侍ジャパンをけん引している。【牧野大輔】
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