<みんなの高校ラグビー>東西の「桐蔭」軸に伝統校も新鋭も多彩 全国選抜ラグビー大会展望

2026/03/23 07:01 

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 第27回全国高校選抜ラグビー大会が24日、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園で開幕する。

 優勝候補の筆頭は前回の全国選抜大会を制した「東の横綱」と呼ばれる桐蔭学園(神奈川)だ。今冬の全国高校大会(花園)で史上6校目の3連覇を達成し、全国選抜大会でも2大会連続優勝を狙う。

 花園3連覇の原動力だった3年生が抜けても、総合力の高さが際立つ。フランカーの堺史道主将(2年)は「まだまだ自分たちのラグビーの形ができあがっていない」と引き締めるが、新チームの腕試しとなった関東新人大会は、安定した試合運びで優勝した。

 花園の準決勝で桐蔭学園に惜敗した大阪桐蔭は2月の近畿大会で4連覇。FW陣は体格面を含めて途上段階だが、フルバック(FB)の吉川大惺(たいせい)選手(2年)がひときわ輝く。花園でも脚光を浴びた正確無比なロングキックが最大の持ち味だ。

 近畿大会準優勝の京都工学院は昨季からの主力が多く残る。世代別の日本代表経験者も擁し、個々のレベルは高い。

 東海大大阪仰星はけがで一部の主力を欠いたが、近畿大会で4強入り。花園準優勝の京都成章と1回戦で対戦し、64―5と完勝した。湯浅大智監督も「伸びしろがある」と期待する。

 九州勢も伝統校が名を連ねる。中でも歴代最多6回の優勝を誇る東福岡は2月の全九州新人大会を制し、今季も全国大会で上位をうかがう。

 台風の目となりそうなのが5大会ぶり出場の早稲田実(東京)。東京都新人大会決勝で目黒学院に競り勝ち、関東新人大会でも東海大相模(神奈川)、山梨学院を相次いで破った。

 初出場は聖光学院(福島)と熊谷(埼玉)、神戸(兵庫)の3校。多彩な顔ぶれがそろった。【川村咲平】

毎日新聞

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