悪質SNSの誹謗中傷、350件に削除要請 センバツで初の調査

2026/03/31 11:11 

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 第98回選抜高校野球大会の大会本部は、大会関係者を誹謗(ひぼう)中傷から守ることを目的に今大会で初めて実施したインターネット上のモニタリング調査の状況を明らかにした。

 調査は民間の専門業者に委託し、定期的な報告を受けてきた。

 大会本部によると、業者からは準決勝が行われた29日夕までに約3500件の報告があったという。大会本部がチェックし、このうち1割ほどの350件以上について悪質だと判断し、プラットフォームに削除要請した。

 近年、スポーツ大会では大会関係者への差別的な言動などがSNS上で拡散される事案が相次いでおり、日本高校野球連盟などは実態の把握に乗り出した。

 出場校や選手、指導者、審判委員らに対する投稿について、X(ツイッター)やヤフーニュースのコメント欄を対象に監視してきた。

 悪質なものには、投稿者への法的措置などの対応も視野に「毅然(きぜん)とした対応をとる」などとする声明も出していた。

 日本高野連の井本亘事務局長は「モニタリング数と削除要請数が多いのか少ないのかの判断が難しいが、個人を攻撃する内容が一定数あり、残念に受け止めている。大会後の総括リポートを検証し、今後、夏以降にどのように対応していくかを考える材料にしていきたい」と話している。【長宗拓弥】

毎日新聞

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