実際には500球以上も可能? 投球数制限ルールとは センバツ

2026/03/31 13:15 

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 選抜高校野球大会は最終日の31日、阪神甲子園球場で智弁学園(奈良)と大阪桐蔭の決勝が始まった。

 智弁学園の先発左腕・杉本真滉(まひろ)投手は全試合に登板しており、1週間500球以内と定めた投球数制限ルールの影響を受ける可能性がある。

 「投球数制限」とは、どのようなルールなのか。

 投球数制限は1人の投手が1週間に投げられる球数を500球以内に制限するもので、投手の肩や肘のけがを予防するため、日本高校野球連盟が定めた。

 2020年から試行され、25年から正式にルール化された。

 500球に到達した打者の打撃完了までは投げられるため、ルール上は500球以上になる可能性がある。

 試行期間を含め、投球数制限で降板した投手はここまで出ていない。

 杉本投手の今大会の投球数は1回戦129、2回戦143、準々決勝89、準決勝137。1回戦からは1週間以上経過しているため、決勝で投げられる球数は131となっている。

 高校野球特別規則には、投手の投球制限の運用について、次のような記載がある。

 ▽投球数、対象期間、試合について

 ①1人の投手が投球できる総数は1週間500球以内とする。

 ②1週間とする対象期間は、都道府県大会等とそれに連続する大会日程の期間を含む。

 ③試合が降雨、暗黒などで続行不可能となりノーゲームとなった試合の投球数も500球の制限に投球数としてカウントする。

 ▽1週間で500球に到達した場合の取り扱い

 ①500球に到達した打者の打撃完了まで投球可能。(次打者で投手交代)

 ②降板した投手は、以降当該試合では投球できない。【下河辺果歩】

毎日新聞

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