夏の甲子園暑さ対策 第10日まで2部制を拡大 高野連

2026/04/17 17:31 

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 日本高校野球連盟と朝日新聞社は17日、今夏の第108回全国高校野球選手権大会について、暑さ対策として午前と夕方に分けて開催してきた「2部制」を午前に1試合、午後に3試合で実施すると発表した。

 大阪市内で行われた大会の運営委員会で決定し、4試合日の一部日程で採用される。開幕日は8月5日で、前回大会と同じく開会式の開始時間は比較的涼しい午後4時とし、午後5時半から1試合のみ行う。

 気温が上がる時間帯を避けるため試合を分けて行う2部制は、2024年の3試合日で初めて導入された。

 前回大会は4試合日の一部日程で取り入れ、開始時間を午前8時と夕方の午後4時15分に分けて2試合ずつを行った。

 気温が上がる時間帯を避けたことで選手や観客の熱中症疑いの件数は前年と比べて減少し、一定の効果がみられた。

 一方、グラウンド整備を含む5時間45分の間に2試合ずつを行い、規定の時間を過ぎた場合は継続試合を適用することにしたため、スピーディーな運営が求められた。雨による中断があった場合は継続試合となって大会日程は変更を余儀なくされる可能性が高まり、「雨に弱い2部制」という課題が浮き彫りとなった。

 それらを踏まえ、今大会は第3~8日の1、2回戦の4試合日で午前1試合、午後3試合を実施する2部制に変更する。開始時間は第1試合が午前8時、中断を挟んで第2試合は午後1時半、第3試合は午後4時、第4試合は午後6時半から始める。

 第2日の1回戦2試合は午後4時開始。第9、10日の2回戦3試合はともに午後1時半から始める。

 前回大会は第6日まで2部制を採用するなどし、最も暑い時間帯を避けた。暑さが年々、厳しくなっており、今大会はさらに2部制を拡大する。

 第11~13日の4試合日は2部制を採用せず、午前8時から第1試合を開始する。

 大会は8月5日から18日間(休養日3日を含む)で兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる予定。【皆川真仁、村上正】

毎日新聞

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