りくりゅうは「大きな誇り」 ゆかりの愛知からねぎらいの声
2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートで日本ペアとして初の金メダルに輝いた「りくりゅう」こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)の両選手が現役引退を発表した17日、2人ゆかりの愛知県内の関係者からは驚きやねぎらい、惜しむ声が上がった。
木原選手は東海市出身で中京大中京高、中京大で学んだ。兵庫県出身の三浦選手も中京大の出身だ。
中京大スケート部の林田健二部長(57)は「世界の舞台で見せてくれた最高の笑顔や、一つ一つの演技に込められた思いは、多くの人の心を動かし、後輩たちの大きな励みとなった」と称賛。その上で「競技の場を離れることにさみしさはあるが、『やり切った』という言葉に触れ、今はただ安堵(あんど)と祝福の気持ちでいっぱい。たくさんの感動を本当にありがとう」と感謝した。
木原選手が通った中京大中京高で3年間、学年主任を務めた同校教員の臼田泰典さん(70)は取材に「けがなど苦しい時もあったと思うが努力して金メダルまで取り、誇らしい。しばらく休み、ゆっくり今後のことを考えてほしい」とねぎらった。
高校時代は「静かな生徒で、内に秘めたものがあり練習に打ち込んでいた」と振り返る。引退報道を知り、すぐにショートメールで「本当にお疲れさまでした。しばらくはゆっくりしてください」と送ったという。
木原選手は地元の東海市では「ふるさと大使」を務めている。花田勝重市長は「これまでのご功績に心より敬意と感謝を申しあげる。お二人が互いを尊重し、高め合いながら世界の舞台で輝き続ける姿は、子どもたちに夢と希望を与えてくれた」とたたえた。
愛知県の大村秀章知事も「両選手の常に夢に向かってひたむきに努力する姿とその笑顔に、夢と希望をいただいた。県民の大きな誇り。さらなる飛躍と明るい未来を心から応援している」とコメントした。【川瀬慎一朗】
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