「球児は良い顔をして野球をしよう」 選手宣誓全文 夏の甲子園

2026/08/05 17:21 

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 第108回全国高校野球選手権大会が5日開幕し、春夏通じて初出場の八王子実践(西東京)の矢沢陵磨(りょうま)主将(3年)が開会式で選手宣誓を行った。

 選手宣誓には主将15人があらかじめ立候補。日本高校野球連盟の北村聡会長が代理でくじを引き、矢沢主将が選ばれた。

 選手宣誓の全文は次の通り。

 ◇「困難は仲間と道を切り開く大きな原動力」

 宣誓。私たちは全ての方々に感謝を抱き、戦っていきます。人生には幾多の困難が待ち受けています。人は明日へと踏み出そうとする度に、自然は何度も何度も大きな試練を与えてきます。

 しかし、困難は下を向く要因ではなく、前を向き、仲間とともに支え合い、道を切り開く大きな原動力である。私たちはそう信じています。

 今、野球ができていることは決して当たり前ではありません。だからこそ、高校球児は良い顔をして野球をしよう。良い顔の概念は、状況によって変わります。

 戦いに身を投じている時の緊張した顔。勝負に敗れ、涙をぐっとこらえた顔。感謝の気持ちにあふれた満面の笑顔。良い顔で日々を過ごすことは、周りの方々に元気や希望を与えます。

 移りゆくこの時代に、高校球児が大きな戦いを頑張るためには、27個の最後のアウトを全員が頑張ってつかみ取ることだと思います。この聖地甲子園で野球ができることへの誇りを胸に、多くの方に感動と勇気を与えられるよう、全力疾走で駆け抜け、プレーすることを誓います。

 令和8年8月5日。選手代表、八王子実践主将・矢沢陵磨。

毎日新聞

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