「虚偽のストーリーに満ちている」 中国、日本の防衛白書を非難

2026/08/05 16:55 

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 中国国防省の陳曦(ちんぎ)報道官は4日、日本政府が同日閣議了承した2026年版防衛白書についての談話を発表し、「虚偽のストーリーに満ちており、『中国が脅威である』とあおり立てている」として「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。

 談話では、白書を「盗っ人たけだけしく、自らの軍事的な規制を緩和するための口実だ」と主張。日本の近年の防衛力強化や安保3文書の改定方針に触れ「『新型軍国主義』が勢いを増しており、地域の平和と安定に対する真の脅威となっている」と非難した。

 台湾問題にも触れ、「中日関係の政治的な基礎に関わるもので、越えてはならないレッドラインだ」と改めて主張した。

 国営新華社通信も4日の論評で、白書は表紙で漫画のような装いをしながら、中身は「好戦的な気風に満ちている」と批判。台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁を念頭に「真に地域の緊張をあおっているのは日本自身だ」と指弾した。

 白書は、25年版に続き、中国の軍事動向などについて「深刻な懸念事項であり、これまでにない最大の戦略的な挑戦」と指摘。「総合的な国力と同盟国・同志国などとの強力・連携により対応すべきもの」とした。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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