震度計の電源喪失、工場長「何もできなかった」 日本製紙が会見

2026/08/05 17:10 

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 熊本地震で煙突が倒壊するなどし、9人が死亡した日本製紙八代工場(熊本県八代市)に関し、日本製紙は5日、八代市で記者会見を開いた。

 地震により煙突は3本が倒壊。70メートルは1958年、80メートルは70年、110メートルは09年にそれぞれ建てられた。

 目視によるパトロールはしているが、地震当日については「確認が取れていない」とした。2016年の熊本地震でも一部の煙突が損傷したという。

 震度4以上の地震が起きると工場内のボイラーを止めることになっているが、震度計の電源が喪失していたと明かした。山辺義貞工場長は「(電源が切れていたため)何もできなかった」と話した。

 県内では斎場が見つからないケースもあるといい、亡くなった従業員の家族について「最後の見送りをしたいという要望が強く、全力で対応している」と話した。

 今回の事故が労災かどうかという質問も出たが、瀬辺明社長は「判断する時期ではない」と述べるにとどめた。

毎日新聞

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