履正社・多田監督、完投エースは「投げるうちに…」 夏の甲子園

2026/08/11 21:09 

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 全国高校野球選手権大会は第7日の11日、阪神甲子園球場で2回戦があり、履正社(大阪)が享栄(愛知)に6―2で勝ち、3年ぶりに3回戦に進んだ。

 試合後の履正社の多田晃監督の主な談話は次の通り。

 ◇履正社・多田晃監督

 享栄は投手力、打撃、チームとしても素晴らしいチームだった。前半は簡単に点を取れなかったが、中盤から後半にかけて、うちの選手が粘りを見せてくれた。点を取れたことが自信になったと思います。

 <打線の狙いは>

 前半は中途半端なところがあった。(五回から救援した享栄2番手の)上江滝(拓未)投手に対しては、真っすぐを狙うのか、カーブを狙うのかをはっきりして、しっかりフルスィングしていこうと言っていた。

 (後半に得点を挙げた)八回、九回はしっかり狙い球を絞って準備してくれた。いい攻撃ができたと感じています。

 <エースの木村颯投手が167球を投げて2失点完投>

 これぐらい投げたのは、木村はたぶん初めてだと思う。享栄は2ストライクになっても粘っていた。三振が取れなくて、二回で(球数が)50球ぐらいになっていた。五回以降ぐらいで、早めにピッチャー陣には(肩を)作らせていたが、中盤から後半にかけて落ち着いて放ってくれたので、最後まで木村に託そうと思っていました。

 元々、体力的には投げる力がある。今日は(夕方の試合で)最後はそんなに暑さもなかった。(本人は)「体力的には大丈夫」と話していた。捕手にも意見を聞いていた。

 力で投げるタイプではなく、体のバランス、変化球や球の切れで勝負する投手。球数が増えたから崩れたり、痛みが出たり、けがをしたりすることは大阪大会でもなかった。

 どちらかというと、(木村投手は)投げていくうちに、よくなってくる。大体、五回、六回ぐらいまで行くと、そのまますんなり行く時が多い。

 前半は慎重になっていた。「もっとストライクで行って大丈夫やで」と言っていた。球数はいつも多い方。でも、今日は粘ってくれたと思います。

毎日新聞

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