控え出身、松商学園監督「人生の9割ぐらい…」 夏の甲子園

2026/08/11 22:06 

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 全国高校野球選手権は第7日の11日、阪神甲子園球場で2回戦があり、39回目出場の松商学園(長野)は三重に3―5で敗れ、5年ぶりの甲子園白星とはならなかった。 

 松商学園の松宗勝監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇苦しい場面になったら…

 ◇松商学園・松宗勝監督

 三回までの攻防っていうところがすべてだろうと思います。我々も初回からチャンス作って、そこで点数を取れなかったところかなと思います。

 <最終回は2点差まで迫る粘りも見せました>

 このチームは終盤でのビハインドの想定をしてきましたのでやってきたことが詰まっていたのかなと思います。彼らのやってきたことや持っているものを十分出してくれたと思います。

 <「心の野球」を掲げて取り組んできました。選手たちの姿はどうでしたか>

 結果は勝ち負けがつきますけど、本当に良い表情で、たとえうまくいかなくてもミスしたとしても、他に矢印を向けるんじゃなくて、自分に矢印を向けて。良い表情、良い姿でやってくれたと思います。

 <試合後には三重の選手たちに言葉をかけていました>

 三重高校さんは50年以上続く定期戦をやっていて、お互い行ったり来たりしてる関係で交流ありますので、この舞台でやらせていただいて、「ぜひこれからも頑張ってほしい」っていうところを伝えました。

 <内野手がマウンドに集まるときにアルプススタンドを見つめていました>

 苦しいときには自分たちだけではなくて、一緒にグラウンドでやってきた仲間がスタンドにいるっていうことで、苦しい場面になったら必ずそっちを向いて力をもらおうって。良い表情でやってくれました。

 <改めてメンバー外を含めて3年生に伝えたいことは>

 うまくいかない思いを持っていたと思いますし、さまざまな感情は当然持っていたと思うんですけど、言葉だけじゃなくて行動で、グラウンドでの姿で証明してくれたと思います。

 チームの勝利のために全員が心一つにそろえてやってる姿っていうのは本当に素晴らしいし、なかなかできることではないので。素晴らしい3年生でした。

 <監督は高校時代、メンバー外だったと聞きました。その経験が生きていると感じますか>

 当時はやっぱり試合に出たい、甲子園に出てプレーしたいって思っていました。

 でも今、この立場になって年を重ねて逆にメンバー外でよかったなと。ケガもしましたし、浪人もしましたし……。人生の9割ぐらいはうまくいっていないんですけど……。逆にうまくいってなくてよかったなと。

 そういう失敗するとか、うまくいかない経験を伝えることで、どうやったらうまくいくのかって考えることもできると思いますし。自分はそれで指導しています。

毎日新聞

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