「対応力に自信」 強打の履正社DH、享栄の継投攻略 夏の甲子園

2026/08/11 21:38 

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 ◇高校野球・夏の甲子園2回戦(11日)

 ◇○履正社(大阪)6―2享栄(愛知)●

 2―1でリードしていた履正社は、五回から継投した2番手・上江滝拓未のカーブに苦戦し打ちあぐねていた。八回2死一、二塁で打席に立った5番・北西華一(かい)も、前の打席で上江滝に91キロの緩いカーブを打たされ、右飛に倒れた。

 重盗で好機が拡大し、「甘い球が来たら打ってやろう」と構えたところにまた91キロのカーブが来た。狙ってはいなかったが「あのカーブを今度は詰まらせないように振り切ろう」と引きつけて思い切り引っ張った打球は右翼フェンスに直撃。2点三塁打となって待望の追加点をもたらすと塁上でガッツポーズを見せた。

 「若干詰まったが、振り抜いたのが良かった。対応力には自信がある」と誇らしげだ。遅いボールへの対策で体を開かずに打つ練習をしてきた成果が出た。

 多田晃監督も指名打者を任せる2年の北西を「思い切りが良く、緩い球を打つのがうまい」と評する。

 享栄は140キロ以上を投げる投手6人を擁し、愛知大会で3失点以上したことがなかった。相手が得意とする継投を打ち破り、北西は「やっぱり履正社は打つチーム。今日みたいな試合ができてよかった」。伝統の強打を発揮し、胸を張った。【池田真由香】

毎日新聞

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