4球の先制劇 1番井口、2番石田がけん引 野球U18アジア選手権

2026/09/09 18:49 

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 ◇野球U18(18歳以下)アジア選手権

 ◇1次リーグ ○日本15―0フィリピン●(四回コールド)=9日、台北・天母野球場

 カーンと乾いた打球音が攻撃開始の合図となった。一回、日本の1番・井口瑛太(東京・関東一)は1ストライクから101キロの緩い変化球を振り抜くと、右中間を割って三塁打とした。

 相手投手の事前の情報はなかった。投球練習を見ながらタイミングを合わせ「ちょうど(試合前の)バッティング練習くらいだな」とイメージした。

 2番・石田雄星(群馬・健大高崎)も2球目の変化球を右翼へ強烈にはじき返し三塁打に。わずか4球で先制点を挙げると打線がつながり5点を先行した。

 球速は110キロ前後で、強引に引っ張りたくなってもおかしくないが、ぐっと我慢。低く強い打球を意識し、中堅中心に打ち返した。国際大会でバットが金属から木製に変わったが、石田は「そんなに変わりはない」と言う。

 高校野球では2024年春から低反発の金属バットが採用された。これまでのような飛距離は期待しにくく、しっかり芯に当てなければ強い打球は生まれない。3年生は入学時から新基準のバットを使ってきた。

 2次リーグ初戦の11日に対戦する韓国には150キロ超の速球派投手らがそろい、レベルは一気に上がる。井口は「ボールに芯をぶつけることだけを意識したい」と考えはシンプルに、アジアの強豪に立ち向かう。【台北・村上正】

毎日新聞

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