「史上最悪」の声も…アジア大会の宿泊施設に海外選手団から不満

2026/09/18 21:04 

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 19日に開幕する愛知・名古屋アジア大会で、選手の宿泊環境を巡って海外選手から不満が相次いでいる。韓国大手紙「中央日報」は「ライバルだけでなく、劣悪な宿舎とも死闘を繰り広げなければならない状況」と伝えた。

 今大会では費用削減などのため、従来型の選手村を建設せず、選手や関係者をホテルのほか、名古屋港に設置したコンテナ型の仮設宿舎や大型クルーズ船などに分散して収容している。

 韓国メディアによると、コンテナ型の宿舎に宿泊している韓国男子バスケットボール代表のピョン・ジュンヒョン選手は、洗面台の下から水が漏れて床が水浸しになっている様子をSNSに投稿し、「助けてください」と訴えた。

 長身の選手からは部屋が狭くベッドで十分に足を伸ばせないとの不満も出ている。1人用ベッドの長さは1メートル95で、身長がこれを超える場合は延長用のマットレスをつなげる必要があるという。韓国バスケットボール協会のチョン・ジェヨン副会長は「30年近くさまざまな国際大会を経験してきたが、まさに史上最悪の宿舎だ。すぐに試合を控えているため、不便を我慢せざるを得ない」と語った。

 ◇「『完璧の象徴』に傷をつける」

 インドからも大会運営を疑問視する声が出ている。インドの大手スポーツ紙は17日、日本は「完璧の象徴」で、あらゆる事柄を綿密に計画する国とされてきたと紹介したうえで「アジア大会はその評判に傷をつける恐れがある」と報じた。

 インド主要紙「タイムズ・オブ・インディア」も18日、選手の宿泊環境や輸送に課題があると強調。日本ではコンパクトな宿泊施設は珍しくないとしつつ、インドのスポーツ当局が選手の環境順応のためにインド国内に用意した施設の方が大きかったと指摘する。

 インドの射撃の選手たちは、宿泊施設から練習会場までの移動に数時間を要し、「割り当てられた練習時間を逃した」とも報じていた。【ソウル日下部元美、ニューデリー松本紫帆】

毎日新聞

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