ソフトバンク、さすがの集中力で一挙4点 3連覇目前の形勢逆転

2026/09/17 21:07 

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 ◇○ソフトバンク7―1オリックス●(17日・京セラ)

 勝利の瞬間、ソフトバンクの選手たちははしゃぐことなく、喜びをかみしめるように輪を作った。その姿が常勝チームらしさを表していた。今季最長となる破竹の9連勝で飾ったリーグ3連覇。最後まで強かった。

 オリックス先発・曽谷龍平の前に好機を作るものの、あと一本が出なかった。見せたのが1点を追う六回だ。安打と死球で無死一、二塁。ここで5番・柳町達が3ボールからの4球目、外角の甘い球を捉え、中越えの適時打で追い付いた。

 ここぞの集中力が持ち味の打線は、一度つながれば止まらない。なおも1死二、三塁で、今度は牧原大成が「狙い球を絞って甘い球を待っていた」と低めの変化球をすくい上げ右方向へ。走者2人を還す三塁打となり、塁上で何度も拳を上げた。

 一挙4点を奪う逆転劇の立役者となった牧原は7番に入っていた。本塁打、打点トップの4番・栗原陵矢を筆頭に近藤健介や正木智也ら上位を担う打者は強力だが、牧原は「上位、中軸に任せたら強いチームにはならない」と言い切る。下位打線もつなぐ意識と「好球必打」を徹底することで他を圧倒する打線を形成してきた。

 1リーグ時代を含む優勝回数24回は48回の巨人に次いで2位。60年ぶりで、福岡移転後は初となる3年連続の優勝を、球団誕生の地・大阪で成し遂げ、就任3年目の小久保裕紀監督も笑顔を見せた。

 「感無量です」

 新たな黄金時代の幕開けを想起させる中、指揮官は7回、宙に舞った。【牧野大輔】

毎日新聞

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