各地の百貨店で「初売り」 大阪、巳年にちなみ「ヘビー級」食材も

2025/01/03 13:55 

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 各地の百貨店で3日、2025年の「初売り」があった。従業員の労働環境を改善する働き方改革の一環として、多くの百貨店が例年より1日遅く新年の営業を始めた。

 阪神梅田本店(大阪市北区)は開店前から約3000人の買い物客が詰めかけ、予定より30分早い午前9時に開店。恒例の福袋は、約3万個用意された。

 福袋は今年のえと「巳(み)」にちなみ、「ヘビー級」のブロック肉や白蛇をモチーフにした全長1メートルの大福などが数量限定で売り出された。この日はプロ野球・阪神タイガースの球団マスコット「トラッキー」が1日店長を務め、買い物客を出迎えた。

 阪神梅田本店によると、ここ十数年は元日だけを休業日とし、2日から初売りをしていたが、取引先や従業員の就労環境に配慮して見直した。広報担当者は「社員がリフレッシュでき、お客様にも良いサービスを提供できる」と話した。

 阪急うめだ本店や大丸梅田店が3日に営業を始めたほか、高島屋も東京や大阪の店舗を含めて3日の初売りに変更している。【大坪菜々美、露木陽介】

毎日新聞

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